お寺のお参りするときの服装はどんなことに気を付ければよい?

2021/03/13 コラム

法事などでお寺に行くときには喪服を着ていくのがマナーですが、お寺を参拝するときに推奨される服装はあるのでしょうか。
また、参拝時に持っていくべきものはあるのでしょうか?

▼お寺を参拝するときの服装
お寺を参拝するときの服装について特に決まりはありません。しかし、お寺は仏様の住まわれている場所です。
ですから、カジュアルすぎる服装は避けたほうがよいでしょう。
例えば露出の高いミニスカートやダメージジーンズなどは避けたほうが無難です。
ただし、本殿に入って行う特別参拝の場合は礼服やスーツなどの正装をして下さい。

■殺生を連想する服装はNG
殺生を連想させるものとは、文字通り動物を殺して作った服装や、刃物やドクロなどを連想させるものを言います。
毛皮やファー、革製品、シルバーアクセサリーなどのモチーフ。
普段気にしないものかもしれませんが、自分が身に付けているものが殺生をイメージするようなものでないかを十分気を付けるようにしてください。

■参拝時に持っていくものはない
法事や法要の時に数珠をお寺に持っていくので、参拝の時も数珠が必要なのでは?
とお考えになる方もいるかもしれませんが、参拝時に数珠は必要ありません。

▼まとめ
お寺は神聖な場所です。仏様に会いに行くときに失礼にならないような服装を心掛けましょう。
わざわざ喪服や礼服などを着ていく必要はありませんが、だらしない服装でないか、殺生を思わせるものはないかを十分に気を配ってください。