お寺の正しいお参り方法
2021/03/17
コラム
お寺と神社はそれぞれお参り方法が異なります。
しかし、お参り方法をきちんと把握しておらず、間違った参拝方法をしている方も見受けられます。
では、お寺での正しいお参り方法はどのようにすればよいのでしょうか?
▼お寺と神社のお参り方法が違う理由
お寺に住まわれているのは「仏様」、神社にお住まいになられれているのは「神様」であり、そもそも拝む対象が違うのです。
そのため、お参り方法の作法も異なっています。
▼お寺のお参り方法
ではお寺のお参り方法を見てみましょう。
■門をくぐる時の注意点
門から先は仏様の住まわれる場所です。門の前で合掌して一礼してから敷居を踏まずに入りましょう。
帽子も取り、端を歩くのがマナーです。
■手水で身を清める
右手で柄杓を持ち左手を洗い、柄杓を持ちかえて右手を洗います。
左手で水を持って口をすすいだら、左手を洗って柄杓の持ち手の部分を洗ってください。
■お参りをする前に
ここからはお寺によって異なります。鐘を突ければ鐘を突き、香炉があればろうそくとお線香をお供えしてください。
■参拝方法
本堂の前で深く一礼をし、お賽銭を静かに入れて下さい。そして合掌をしてお祈りをした後、一礼をしてから立ち去りましょう。
帰りに門を出る時の一礼も忘れずにしてください。
▼まとめ
お寺ので御朱印やお守りなどをもらうときは、お参りをした後にしましょう。
また、参拝時には手荷物を足元におろしてください。仏様に失礼にあたらないようにふるまうことが大切です。