お寺で参拝するときのマナー

2021/04/09 コラム

その場に応じたマナーが出来る人は、周りから見てもステキに感じるものですね。
皆さんはお寺で参拝するときのマナーに自信がありますか。
お寺は仏様がいる場所、好き勝手にしていては失礼にあたります。

▼参拝のマナーを身につけよう
仏様と一体になる場としてお寺は建てられています。
お寺を訪れた際の参拝のマナーや手順を見ていきしょう。

■世俗との境
お寺の山門は世俗との境を表しています。
そのため、山門の前では胸の前で静かに手を合わせ合掌し一礼。
山門をくぐるときは、敷居を踏まないようにしましょう。
手水舎では、柄杓を右手に持ち左手に水をかけてから身を清めます。
右手、口、左手、柄杓の柄の順で清め、最初に汲んだ一杯の水で全てをおこないます。
柄杓に直接口をつけるのはNG、左手に水を注いでおこないましょう。

■本堂についたら
本堂では賽銭を入れますが、投げ入れるのは好ましくありません。
そっと滑り込ませるようにします。
また、賽銭は仏様に感謝の気持ちを伝えるものです。
願い事のためにというイメージが強いですが、本来の趣旨とは違います。
お寺を出るときも、山門の前で一礼しましょう。

■特別な服装は必要なし
参拝をするにあたって特別な服装は必要ありません。
しかしながら、だらしのない服装は控えるべきでしょう。
普段着でも清潔感のあるものを身につけ、シャキッとした気分で訪れたいものですね。

▼まとめ
お寺の参拝には守るべきマナーがあります。
お寺なのに鳥居がある神仏習合が特徴の宗教法人木山寺。
四季の草花に彩られた景観に包まれています。
訪れた際には、ここでお伝えしたマナーや手順を参考にしてみてくださいね。